いしだまりこのやぼう

面倒くさい思索の備忘

怒れない

反射が鈍い

とかく瞬発的に怒れなくて、後になって思い出し、分析して怒ることが多いのです。頭が悪いのかな、私は。

そんな話を昨夜家人にしたら、全裸の仁王立ちで聞いてくれました。堂々としたものです。

 

全裸は置いておいて、いや、ちゃんと服を着て寝ましたけど。

前回の日記の件で、結局私は怒り足りないようで、モヤモヤしてしまっているのです。幼き頃からの抑制で、怒らないように、言葉を荒げないように過ごしてきたせいで、自分の中に溜めてしまうのはとても悪い癖なのでしょう。

怒ろうと思っている

とはいえ、勘違いでキレ散らかすようなみっともない真似はしたくない。そんなのただの暴れる老人だし。己の美意識や自己認識とのせめぎ合いなわけです。

怒らないと精神衛生上良くないな、とは思うわけですが。

そう考えると、柔和な物腰で嫌味を言う京仕草って、自分に向いているのかもしれません。あわよくば嫌味に気づかれないし。