いしだまりこのやぼう

面倒くさい思索の備忘

北野武『首』を見てきたの

時代物は好きよ

実は北野武の映画を一本きちんと見たことがなくて

ビートたけしに嫌悪感とかないんだけど、なんとなく見てなかっただけっていうね

ヤクザ映画にも忌避感とかないし、なんだろな

予告編とか見ないままに映画館に突撃

平日の朝イチだったせいか、とても空いていました

なお、おそらく女性は私1人でした

評価が分かれるとは聞いていた

事前情報ほぼ無しで行くつもりが、たまたま伊集院光のラジオを聴いていたせいで、少し氏の感想が頭に入ってはいたんですが、まー首が飛ぶ飛ぶ

後で読んだレビューに書いてあったけど、やっぱ首の重さはそれなりにあったほうがいいと思うんですよねえ、そこは残念ポイントかな

ストーリーは意外性は少なめに、深刻な世の中で一部の勝者(予定)のものが飄々とコメディをしている感じ

百姓は思った通りの最期で、意外性はないものの、中村獅童がずっとアホの演技を押し通してるのすごいなあと

あとは荒川良々のくだりが爆笑でしたね、六平直政含め

北野武でなくビートたけしの秀吉

彼、いつ「おいら」と言い出すかとハラハラしちゃうw 脇を固めるふたりが時折設楽と日村に見えるのです(たけし城のやつ)

何度か口にする「俺は百姓」ってのが、戦国を俯瞰しているという表明で、ラストのセリフにつながっていくんだろうなと

百姓とはいうが、中村獅童とはだいぶ違うよねと

面白い陣営が生き残る

徳川家康は飄々と影武者作戦で乗り切ろうとするわけなんだけど、最終的にあまり似てなくなってるのがジワる

半蔵はどこへきても優秀なので、うらやましいかぎり。そりゃ江戸城半蔵門ができるわな

信長ぁぁ!

パワハラエロス殿! この人解釈次第でいじられまくりだよなあ

そろそろ子孫に怒られやしないんだろうか?

濡れ場にパワハラにやりたい放題! 意外な最期で唖然としますな

光秀と重信

光秀冷静でしたな

恋愛で身を滅ぼさない、が、普通に負けたし

エンケンさんの乳首が黒いことがやたらと気になり申した