いしだまりこのやぼう

面倒くさい思索の備忘

15時17分、パリ行き

謎の映画

愛するクリント・イーストウッド監督作品。なのにタイトルはまるで聞いたことなくて、でもレビューは悪くないので見始めたやつ。

ネタバレしないと感想が書きづらいんだけど、要するにあらすじに書かれていることが全てで、大きな伏線や陰謀やカタルシスがあるわけではないのです。

調べてみるとどうやら事実に基づいて、当事者たちが演じている模様。すごいなあ。イーストウッド監督だから出てくれた感あるかも。

そしてアメリカの(ある階層以上の)人は演じるということを重んじているというのは本当なのかもなと。言っても素人だし言われてみればアレなところはたくさんあるけれど、十分それっぽくなってました。すごい。

でも、事実に忠実すぎたのか、エンターテイメントとしてはそんなに盛り上がらない。だからそういったものに疲れている時に見ると、評価は一変するのかもしれない映画だなと思いました