今週のお題「おとなになったら」
大人の年数が過半数
そんな年齢です。なにしろ子供時代がひどいもんだったんで、今になってもう少し足掻けたんじゃないかと考えたりもします。でも足掻くために必要だったアレがいつ解禁されたかとか、そういったことを考えても詮のないことですが。
子どもの頃、大人にさせてもらうことができませんでした。家を飛び出すまで子供扱いだったのです。今でもたまに冠婚葬祭で会いますが、まだ子供として扱われるので気分が悪くなります。
家を出て、何もかも自分で決めることができるようになりました。わかったことは、自分で決めたことは苦しくても納得はいく、ということです。理不尽だなと感じない。それが大人の自立というものなのでしょう。
そんな実家だったので、自分がどんな大人になるかなんのプランも立てていなかったのです。考えても叶えることができないから、考えなくなっていたんですね。だから飛び出した後もあまり先のことは考えられなくて、そこが少し辛かったなと。
大人から老人へ
昔、祖母は言いました。「私はばあさんだから何をしてもいいんだ」と。とんでもねえ話ですが、そうなれたらいいなと。好きな服を着て好きなものを食べて、好きな場所に行けるババアでありたいと思うのです。