いしだまりこのやぼう

面倒くさい思索の備忘

街中華で働こうぜ

今週のお題「やったことがあるアルバイト」

唯一のバイト経験

高校を出たら専門学校に進学するはずが、願書を書く段階で親父が「専門学校なんて落ちこぼれの行くところだ」と噴き上がって進路が白紙に。

仕方なく仕事を探すことにして、それまでの間バイトしていたのが唯一のバイト経験。それが近所の街中華だったわけです。

店主と気が合わない

いきなりですが、いきなりなんです。当時私は燕党。野村ID野球に夢中だったんです。ところが店主は巨党……気が合うはずがありません。店のテレビはもちろんいつも野球中継。ヤクルトはあの頃強かったので、対ヤクルト戦の日にシフトに入ると、ずっと嫌味を言われ続けるわけです。地味につらい……。

まかないが子どものご飯

そんな店主と女将さん、連れ子がそれぞれ2人ずつの再婚同士。つまりお子さんが4人いるわけで、まかないは彼らと一緒に振る舞われます。巨人ファンだけど料理の腕は確かな店主、メニューにない品が出ることもあるし、まかないは最高でした。

ただこの4人の子ども、なーーーんか空気が悪い。会話もないし、目も合わせようとしない。しかも女将さんのお腹が大きいわけで……。あれからどうなったんだろうなあ(遠い目)

経験として

接客の仕事が自分に向かないことや、思ったよりも大変なんだということ。近所の人気のない中華屋のオヤジが嫌がらせに来ることなど、知らなかった世界が広がっていて、数ヶ月ではあれど貴重な経験になりました。辞めた後も何度か食べに行ったけど、店主は一度体を壊してしまったようだから、やはり子ども5人はつらかったのだろうなあ…まだお店はあるのかしらね?