いしだまりこのやぼう

面倒くさい思索の備忘

元日に見る映画が「セミマゲドン」だなんて

あけましておめでとうございます

大変なことになっている年始です。平和だった頃のお正月番組をTVerで見ていると、なんだか切なくなってしまいます。

さて、そんなわけで家族で楽しむはずだった格付けが放送休止になってしまった我が家。

無言でフグ鍋を食べるのもなんなので、Amazonのおすすめにあがっていた「どう転んでもダメな映画」を見ることに。なんでこんなのがおすすめされたのかというと、明らかに恐竜神父のせいです。

元日のお茶の間にセミマゲドン

端的に言って、最悪ですw

雑なCGとはいえ、グロ映像垂れ流しです。元日から何を見せられているんだ…。かといって今から他の映画を探すのも面倒なので、最後まで視聴。

すると、スタッフロールで撮影風景が。あんなに殺伐としていた映画なのに、みなさんなんか楽しそうに作っているんですよ。ほぼ背景合成?なせいでスクリーンの前で一所懸命演技していて、そーいや演技力はみんな悪くなかったよなあ…とか思っちゃったり。本当にひどい映画なのに、後味大して悪くないというw

なので、スタッフロールまでガマン!して観てください

 

 

 

またAmazonの履歴を眺める

一年を振り返るのにはいいお題ですねと、Amazonの履歴を眺めていろいろ考えるわけです。物価高に対してはヤケクソ対応をしています。来年はちょっと仕事を増やそうかなと。

生活の質は落とさず、なるべく家計へのダメージは少なく、がテーマなんですがいかんせん厳しいですね。

食べ物編

今年は御徒町のスーパー「吉池」を愛していました。魚介と魚介加工品が楽しいんですよね。特に新巻のうまいこと。脂ギトギトの鮭とは違った味のある鮭は私も子も大好きです

尻尾のあたりやカマのところだとお得に入手できます。

それから今年楽しかったのは台湾メンマ。ちょっと塩抜きの手間はかかるのですが、歯ごたえと太さが良い。粉末中華スープ、砂糖、醤油、ごま油で味付けすれば、それだけで町中華の気分です。

雑貨編

アーティスト系猫グッズです。カマノレイコさんにハマり、作品集を買ったり個展に行ったり。今年は台湾・香港を拠点に活躍しているキャシー・ラムさんの本も翻訳版が出て、幸せでしたね。来年のご活躍も期待しております。

それから、地べた族の私の尻を守る座布団が大当たり。正座用座布団だと高すぎて、股関節が徐々にやられてしまうので、へこたれないし床に骨盤の骨がずらないけど厚すぎない座布団を欲していました。半年くらい使っていますが、ヘタれる気配はありません。

こんなところでしょうか。そんなに買い物してないです、家計くるしいもの!でもその分必要なものにお金をかけたんだと自分に言い聞かせています。

来年はもう少し気軽にお買い物できますように!

 

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北野武『首』を見てきたの

時代物は好きよ

実は北野武の映画を一本きちんと見たことがなくて

ビートたけしに嫌悪感とかないんだけど、なんとなく見てなかっただけっていうね

ヤクザ映画にも忌避感とかないし、なんだろな

予告編とか見ないままに映画館に突撃

平日の朝イチだったせいか、とても空いていました

なお、おそらく女性は私1人でした

評価が分かれるとは聞いていた

事前情報ほぼ無しで行くつもりが、たまたま伊集院光のラジオを聴いていたせいで、少し氏の感想が頭に入ってはいたんですが、まー首が飛ぶ飛ぶ

後で読んだレビューに書いてあったけど、やっぱ首の重さはそれなりにあったほうがいいと思うんですよねえ、そこは残念ポイントかな

ストーリーは意外性は少なめに、深刻な世の中で一部の勝者(予定)のものが飄々とコメディをしている感じ

百姓は思った通りの最期で、意外性はないものの、中村獅童がずっとアホの演技を押し通してるのすごいなあと

あとは荒川良々のくだりが爆笑でしたね、六平直政含め

北野武でなくビートたけしの秀吉

彼、いつ「おいら」と言い出すかとハラハラしちゃうw 脇を固めるふたりが時折設楽と日村に見えるのです(たけし城のやつ)

何度か口にする「俺は百姓」ってのが、戦国を俯瞰しているという表明で、ラストのセリフにつながっていくんだろうなと

百姓とはいうが、中村獅童とはだいぶ違うよねと

面白い陣営が生き残る

徳川家康は飄々と影武者作戦で乗り切ろうとするわけなんだけど、最終的にあまり似てなくなってるのがジワる

半蔵はどこへきても優秀なので、うらやましいかぎり。そりゃ江戸城半蔵門ができるわな

信長ぁぁ!

パワハラエロス殿! この人解釈次第でいじられまくりだよなあ

そろそろ子孫に怒られやしないんだろうか?

濡れ場にパワハラにやりたい放題! 意外な最期で唖然としますな

光秀と重信

光秀冷静でしたな

恋愛で身を滅ぼさない、が、普通に負けたし

エンケンさんの乳首が黒いことがやたらと気になり申した

水炊きにハマってるから圧倒的白

今週のお題「紅白鍋合戦2023」

いきなりですが商品リンクです

去年このスープに出会ってから、水炊きの虜です

このスープの良いところは、これだけだと塩気が足りないこと

だからポン酢をつけても塩辛すぎないし、柚子胡椒をつけても塩辛くないわけです

自分は鍋スープの塩気や糖分が濃すぎると途中で飽きてしまうので、香りとエキスだけでいいやん派なのです

かといって自分で水炊きのスープをとるのも大変だし、昆布とお酒の簡単な出汁鍋ばかり自作していたところにこれです

ちょっといい鶏肉とたくさんの野菜、もちろんシメはラーメンです

今年は気温が下がりきらないのでなかなか手が出ませんが、年始は連日鍋物なのでこれは外せません

年始の鍋

もう一つ、年1でしかやらないのが「ふぐちり」です

某お取り寄せで「あら」しか入ってないパックを買い、これこそあとは昆布だしだけでいいのです

とらふぐのポテンシャルよ…!

これも白ですね

締めの雑炊は生きててよかったレベル

魚の出汁の力を感じまくりです

きりたんぽ鍋

これは紅になるのかな? 鶏肉好きすぎやん自分

比内地鶏が手に入ればやりたいやつですね

きりたんぽがグズグズになったところにスープを絡めてすするわけですよ

あとは芹が消えていく! もう芹のことばかり考えちゃう

今は茶のターン

今週のお題「最近飲んでいるもの」

11月1日は紅茶の日らしい

なので茶のイベントもこの頃に開かれがちです。そして買い込むわけですね。だからここのところお茶ばかり飲んでいます

好きなのはフレーバーのない、あっさりめの紅茶。濃すぎるものや極端なフレーバーのついているものはあまり飲みません。たまにはいいんですけどね

気になる青餅

普通、プーアル茶といえば濃い茶色の黒茶と言われるものなんですが、中国では青茶プーアル茶もあるのです。これを円盤型に固めたのが青餅です

お茶にハマり始めた頃、青茶のことを知らなくて、プーアル茶であることだけを確認して買ってしまったことがあります。これが黒茶の要素がまるでなくて、文字通り青臭くて、そして苦い…! 

あれから20年以上経ち、最近になって青餅を日本の茶の店でも見かけるようになりました。そこで「あれはそんなにまずかったのだろうか?」という疑問がムラムラと。なのでほしい物リストに投げておいて、今飲んでいるお茶が何かしら終わったら試してみようかなと思っています

ジュースは好きだけど…

歳をとって甘い飲み物をたくさん欲さなくなりました。たまーに砂糖の入ったコーラは飲みますが。最近好きなのは乳酸菌の入ったドリンクです。乳酸菌の酸味ってきっといつまでも好きなんでしょうね

 

 

 

程度にもよるのだよ

今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」

あまり激しく悪いことはない

例えば何時間か頭が痛いとか、古傷が痛むとかで対処法は変わってくるわけです

基本的には健康優良児なので「無視する」が圧倒的に多いわけですが、あまりにも無視できない場合は割と容赦なく投薬します

頭痛にはバファリン

基本ですね

ただ、胃が空だとダメージがそこそこあるので、なにか食べないといけない

そこそこ油分を含んで、胃に残るもの

カロリーメイトなんてあればいいですね

古傷にはタイガーバーム

これは何年か前に香港で買った[肩こり特別処方]というチューブのバームで、肩こりにも塗るし、飲酒でダルくなった膝にも塗るし、やや痛めた足首にも塗ります

妙に効きます

熱は無視

頭痛とかなければ基本的に無視しています

なんならお風呂も余裕で入ります

汚いと気持ちが萎えるじゃーん

回復期に入り、汗が出たりする機序を楽しんだりもします

あとは珍文が書けたりすることもあるので、あえてSNSをいじったりします

ウン⚫︎を忘れていた

苦しくならないからあまり気にしてないんで、忘れていることがあります

そんな時は大きな書店に行きます

私もまた、青木まりこなのです…

総合して

やはり、水か白湯を飲みます

不調の原因が脱水でしたー!だとかなりアホになってしまうので、その可能性を潰したくて

 

以上、参考にもならなくて申し訳ないことです

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

3時間半耐久脳みそ酷使レース

Twitterでの広告で、やたらと褒められまくっていたのを見て見に行ってきたわけですよ。まさかの3時間半オーバー! ちょっとした映画2本分です。

前情報はほぼ見ないで、ぶっつけで行ってきました。なお、スコセッシ監督はおそらくお初です。

見出しの通り、ずーっとなにかしら考えさせられてしまいます。嫌悪感だったり哀れみだったりもどかしさだったり色々。とにかく思考を止めることを許してくれない作りなのです。さすがに最終盤疲れ果てて、スタッフロールは寝てしまいました。力尽きたよホント。

ディカプリオの顔

ずっと見ていられる。顔面筋肉をどう修行したら、そんなに絶妙なシワが刻めるというのか。

そして苦渋とか、懊悩とか、そういうのがあまりないわけですよ、こんなに深刻なストーリーなのに。流されるがままというのを表現するのにこういうのがあるのね、と。

デニーロの顔

善人ヅラと悪人ヅラの切り替えよ。あと偽善ヅラも。巨悪の空気を出さない巨悪という、そんな演技がよくできるなあ。老いてなお凄まじい表現力。

原住民への反省

圧倒的優位にいる故に、自省にふりきった脚本も書けるのかなあとか邪推しちゃう悪い癖! でも本当に原住民に配慮というか「マジですまんかった」という構成なんですが、これが上から目線でもなく描かれているのはすごいことだなと。

後味の悪さ

最後のやりとりで「プリオォォォ!!」となりましたw でもモリーにはそれが良かったんだろうなと思うわけです。治らないダメ男もいるのだよと。

原作がかなり面白いらしいので、今度買ってみようかなと思う程度に興味をそそられる映画でした。